VIX 日経225(夜間)VVIX                   2021年12月20日(月)

  • VIX
投稿者名:守屋 史章

VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート

VIX/VIX3M

VVIX/VIX   を用いた分析

【目次】

1. 概況

2. VIX指数とVIX先物

3. VIX各指数とVIX先物のタームストラクチャー

4. VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート

5. VIXと夜間日経225先物

6. VIX/VIX3M

7. VVIX/VIX

 

【結論】

VIX指数<先物(第1限月は満期を迎えるので第2限月以降をと比較) VIXは上昇22.87(やや不安定)

VIX指数タームストラクチャー コンタンゴ(但し9Dがやや反応している))

VIX先物タームストラクチャー コンタンゴ(平穏)

日足VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート (狭くなり始めている)

VIX/VIX3Mレシオ=0.87(終値ベースでは平穏を維持しているが途中1.05を超える場面もあった)

VVIX/VIX=6.07(平穏な水準ではあるが、7ptにチャレンジできないまま目先の天井をつけて下げ始めている 5pt台に入るかどうか警戒)

 

1. 米国株式市場概況(NYダウ、S&P500、ナスダック総合指数)

2021年12月20日~12月21日朝の概況

ダウは-433.28ドル 34,932.16ドル、S&P500は-52.624,568.02ポイント、ナスダック総合指数は-188.74 ポイント14,980.94 ポイントでした。オミクロン株拡大による景気低迷懸念と財政支出法案不成立の公算が高まってきたことを嫌気した模様。

2. VIX指数とVIX先物

VIX指数(30D)は22.87。基準ラインの20を再度超えています。先物プレミアム。VIX30Dの値は高めではありますがタームストラクチャー(形状)は平穏の形。

<vixcentral提供のチャート>

3. VIX各指数とVIX先物のタームストラクチャー

VIX指数・VIX先物ともにコンタンゴ。但し指数の9Dが少し反応しています。

<vixcentral提供のチャート>

【比較】ちなみに、これがコロナショックのときのVIX先物タームストラクチャーです↓先物までバックワーデーションになると大きなショックの可能性が。

<vixcentral提供のチャート>

4. VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート

また狭くなりつつあります。不安定な感じです。

 

<TradingView提供のチャート>

【比較】ちなみに、これがコロナショックのときのVIX指数タームストラクチャースクイーズチャートです↓

<TradingView提供のチャート>

2020年2月21日から24日のところで一気に形が変わっている部分の拡大

<TradingView提供のチャート>

 

5. VIXと夜間日経225先物

白黒ロウソクは日経225先物(12月限)、薄い青がS&P500(E-mini)、黄青のロウソク足がVIX30D、赤緑のロウソク足がVIX9Dです。スタートは一気に下からだったためVIXも急騰。原資産は引けにかけて緩やかに回復してきましたのでVIXも少し落ち着きを取り戻しました。<TradingView提供のチャート>

6. VIX/VIX3Mレシオ

VXXショート戦略のリスク指標の一つです。VIX30D/VIX3M=0.87 (0.9未満は平常モード)
終値ベースでは0.9を割り込んではいますが、一時1.05を超える場面もありました。やや経過ですね。

<TradingView提供のチャート>

7. VVIX/VIXレシオ

VVIX/VIX=6.07(◎) しかし目先の高値(平穏7.0pt弱)に戻れないまま天井をつけて下げ始めています。これが5pt台に落ち込んでくると警戒が必要かもしれません。

<TradingView提供のチャート>

VVIX=VIXのインプライドボラティリテイ(IV) 
これは先行指標になるのでしょうか?
VVIXもVIXと同じような動きをしているようにみえますが、動き方の比率に微妙にずれが出るため、VVIX/VIXの値が変化します。市場の不穏な雰囲気が、S&P500のプットオプションの買い(VIX)とVIXのコールオプションの買い(VVIX)の微妙な差を生み、その結果じわじわとVVIXとVIXの変動率の違いを生み出していく…。基本的に先に原資産であるS&P500のプットオプションが買われVIXが上がり始めます。そうするとVVIX/VIXレシオが下がり始めます。S&P500のプットオプションの買われ方を単独で見るのではなく、そのプットオプションの買われ方がVIXコールオプションの買われ方に対してどうか、という視点でみることで、相場の不穏な雰囲気を察知できるかもしれないということです。
【一応の基準】
6以上を維持◎(平穏 リスクオン) ※高すぎる値は警戒
5~6○(平穏へ) 
~5×(5を割り込むような原資産の下落はちょっと長引く可能性) 

<TradingView提供のチャート>

長期チャート

最低値=2.05(2020年3月12日)  最高値=10.51(2018年1月3日)

<TradingView提供のチャート>

コロナショックの場面(2020年3月12日 最低値=2.05)

<TradingView提供のチャート>

2018年クリスマスショック前後

<TradingView提供のチャート>

2018年VIXショック前後(10ポイントを超えていた 最高値2018年1月3日=10.51)

<TradingView提供のチャート>

 

 

 

 

※当ブログは筆者の個人的な見解を示すものにすぎません。掲載しているデータの収集とその分析についても、筆者の個人的な視点に基づく分析であり、その有効性を保証するものではありません。解説においては、筆者の独自の視点で学習目的のために事例を簡略化している場合があるため、資料の中で紹介される事例は実際の相場とは異なる場合があります。取引事例についても、完全に再現しているものではなく、かつ、その有効性を担保するものではありません。また、本資料に含まれる記述や情報については十分精査しておりますが、その内容に関して筆者は一切責任を負いません。

※当ブログは過去の市場分析と戦略案を検討するものでありますが、取り上げている投資戦略についてはシミュレーション上のものであり、確実にそのような結果が出ることを示すものではありません。また、相場状況によっては損失が出ていた可能性も十分にあり得ます。当該シミュレーション結果が解説の中で説明した戦略の優位性や利益を保証するものではありません。よって、その内容を将来に当てはめて利益が出ることを保証するものではありません。投資手法の有効性などにつきましては、読者の皆様において十分に内容をご精査いただき、商品の特性、取引の仕組み、リスクの存在、手数料等を十分にご理解いただいたうえで、ご自身の投資判断と責任でお取引いただくようお願いします。

※株式取引(米国株式)、オプション取引(米国株オプション取引)においては、株式相場、為替相場の変動等によって損失が生じるおそれがあります。お取引に際しては、あらかじめお取引先の金融商品取引業者等より交付される契約締結前交付書面等を十分にお読みいただき、商品の性質、取引の仕組み、リスクの存在、手数料等を十分に御理解いただいたうえで、御自身の判断と責任でお取引いただきますようお願い申し上げます。
 

関連記事

   オプションについて配信しているメルマガを無料で購読できます    登録はこちら
TOP
TOP