コンドルの4ポジションを松井証券のツールで実際に建てた事例

投稿者名:金森 雅人

コンドルの建て方として、初心者の方は4枚建てるのが難しいと感じているようです。

コンドルの4ポジションの建て方について質問が来ました。

オプション初心者の場合は一つずつポジションが約定するのを待ち、4つのポジションが揃うまで数日かかってしまうのですが、もっと上手くポジションを作る方法があるのでしょうか?というお悩みです。

あまりに時間がかかるので「コール・プットそれぞれのバーチカルスプレッドでもいいや」なんて思ってしまったり、損切りを入れたショートストラングルにしてしまったりします。

ただ、オプションを始める前に思っていたよりプレミアムは大きく動くので、20円や30円のプレミアムは簡単に2倍になってちょいちょい損切りに遭います。(損切り2倍設定です)

2万円や3万円なら個人的には許容範囲の含み損なので、やはりコンドルでタイムディケイを生かすのが今の自分のベストの戦略のように感じています。

となると、やはりポジションを作るのが一番厄介なところです。

ロングから先に注文した方が良いのかショートから先に注文した方が良いのか、そこからよく分かっていないのですが、複数のポジションを持つ場合どのようにするのが良いか教えていただけないでしょうか。

今は100円未満のオプションの呼び値が1円単位となり、昔に比べると約定ロスが非常に少なくなったと感じています。

ロングからとショートからについては、もし相場が急変するリスクを取りたくないならロングから建てたほうが良いですよ。

ショートストラングルを建てた瞬間に大地震やミサイル飛んでくるなどの大事件が起きたら目も当てられないので。

またはバーティカルスプレッドとして、クレジットスプレッドから組むのでもよいかと思います。

要は損失限定のポジションを崩さないように組んだほうが、安心感はあるということです。

それかスプレッドを泣いて板にぶつけるかですね。

実際のコンドルの組成をしてみた動画

コンドルを建てる時は、やっぱり時間がかかります。

事例として守屋先生がコンドルを組む瞬間を録画しています。

このくらい速く約定ができるのを目標にしていただけたらと思います。

使っているツールは、松井証券のネットストック・ハイスピードです。

コンドルが組めるようになれば、ロングコンドルを低コストで組めるweeklyオプションの威力を生かすことができるかもしれません。

 

 

 

 

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