オプション取引の学習をこれから始めるなら、オプションの醍醐味が分かり非常にエントリータイミングが明確な戦略があります。
それがプット買い戦略です。
でもプットオプションを買うと言っても、タイミングに悩んでしまうことはありませんか?
その時に有効なのが日経VI指数を頼りにプット買い戦略を立てることです。
この記事では日経VI指数を用いたプット買い戦略のエントリータイミングについてお伝えします。
動画で学ぶだけじゃ理解はできない
オプショントレード普及協会では、各種の学習に役立つ動画をリリースしていますので、冒頭のプット買い戦略についても公開しています。
しかし、動画をいくら見続けても、実際に取引してみないことには実感はわかないのではないでしょうか。
特にオプション価格の変動は、実践してみてようやく理解できることが多いです。
先日も質問で、リアルタイムのデモ取引が無いか問い合わせがありましたが、残念ながらリアルタイムでは提供されておりません。
JPXが提供している先物・オプション シミュレーターシミュレーターを使うか、リスクが少ないオプションで実践してみるのが、もっとも学習効果が高いです。
実践にお勧めなのが「月末月初 日経平均VIが20以下のプット買い」
そうは言っても、何から始めたらいいか、おススメあれば助かる、という声もあるかと思います。
そこで、これらの提供コンテンツの中でもし初心者が取り組むのにお勧めな戦略があったらいいなと思いませんか?
それが、個人投資家向けオプション戦略シリーズの「月末月初 日経平均VIが20以下のプット買い」です。
こちらの動画で無料視聴できます。
この動画をご覧になって、エントリータイミングや考え方などを学ばれると良いかと思います。
この動画の内容で学んだ方は、2019年8月に建値が85円のプットを購入し、495円で利食いしたので、およそ40万円の利益を確定されました。
(日経225オプションは1000倍単位なので、495-85=410円→41万円)
タイミングさえ間違えなければ、大きく利益を取れる可能性があります。
そのタイミングを計るのが日経VI指数というわけです。
常勝戦略ではなく勝率は低いことに注意
もちろん、必ず勝てるわけじゃないという注意点も、動画ではしっかりと説明しています。
勝率は低いですが、当たれば大きく勝てる戦略です。
2018年は6戦3勝なので、勝率50%なのでちょうど半分です。
勝率が60%を割ると人間は続けられないものですが、もし日経VI指数を無視して毎月ルール通りにプットオプションを買っていたら、勝率はもっと低くなるでしょう。
この作戦は、勝つときの金額×勝つ確率(=期待値)を高めるために、日経VI指数を判断材料として勝つ確率を高める作戦です。
投資は勝つ金額×勝つ確率を計算すると、負ける金額×負ける確率とイーブンになると言われています。
イーブンにならないためには「エッジ」と呼ばれる優位性を見つけることが効果的ですが、その優位性の一つとなる可能性が、日経VI指数が20ポイントを割り込んだ時に実行するプットオプション買い戦略です。
オプション取引で何から始めたらいいか悩んでいる方は、この動画で学習すれば、エントリールールを学べます。
是非ご自身で動画をしっかりと視聴して、研究してみると良いでしょう。
プット買い戦略については、プット買いで株価下落時に123万円の利益を出した損失限定戦略も併せてお読みください。