オプションの機能は十徳ナイフのようなもの

投稿者名:金森 雅人

オプションとは、株の売買に使うツールにすぎません。

どんな使い方をするか、どこまで機能性を追求するかで、オプションの使い方が変わります。

十徳ナイフはご存じでしょうか。

良くアウトドアで使われる、10の機能がセットになった手のひらサイズのツールです。

やすり・はさみ・虫眼鏡・ペンチ・筆記用具・方位磁針・爪楊枝・栓抜き・缶切り・・・

このような機能を1つにまとめたのが、十徳ナイフ。

オプションで躓く人は十徳ナイフを全部理解しようとする

あなたが学ぼうとしているオプションは十徳ナイフのようなものです。

凄い多機能なんだけど、どのシーンで何を使うかを勉強しなれば、ナイフしか使えない・・・

虫眼鏡を使いたくても栓抜きが出てきてしまう・・・

こんな間違った使い方をしてしまったらキャンプの気分は台無しですよね。

 

なぜ間違った使い方をしてしまうのか。

それは、十徳ナイフが10個ものツールがあるからです。

オプションで躓く人は、今回のキャンプには不要の余計な機能まで覚えようとするから、躓いてしまいがちです。

オプションも十徳ナイフのように、たくさんの機能とやれる戦略があります。

けど、やれる戦略を決めていれば、十徳ナイフ全部の機能は不要です。

オプション取引の戦略を決めれば、たった1つの使い方を覚えるだけで充分戦える戦略もあります。

 

初心者さんに多いのが、オプションの勉強をするぞと決めたら十徳ナイフのすべての機能を勉強して、それからキャンプに行こうとしてしまうことです。

一気に使い方を覚えようとしても、機能が多すぎて使いこなすまで時間がかかりますよね?

しかも今回のキャンプではナイフと栓抜きしか使わないのに、十徳全部を覚えようとしても時間がかかるし無駄ですよね。

だから最初に何をやりたいか決めておいた方がオプションを効率的に学べます。

この2つの悩みは、過去にメルマガでオプション取引についてアンケートを取った際に最も多かった意見です。

  • 「オプションのどの戦略から始めていいかわからない」
  • 「利益が出るメカニズムをちゃんと理解していない」

あなたもこんな風に思っていませんか?

でも安心してください。解決策があります。

「オプションのどの戦略から始めていいかわからない」

というのは、今回行こうと思っているキャンプはどんなことをやるのか把握していない、に似ています。

渓流釣りをするのか、森林浴に行くのか、山の頂上を目指すのか・・・

キャンプと一言で言っても内容は全く違うように、オプションを使おうと思ったら、どんな戦略があるのか知らないとオプションをどこまで使いこなせればいいのか、見当もつかないですよね。

「利益が出るメカニズムをちゃんと理解していない」

これは、多機能すぎるオプションの使い方を絞って学ぶことができていないからです。

十徳ナイフでキャンプに使うツールが分からなければ、どうやって使いこなしていいかわからない。

じゃあ、どうすればいいか。

答えは簡単。

実践してみることです。

キャンプに行って、どのツールを使うのか体験すればすぐにわかります。

オプションも同じように実際に取引を再現してみて、どんな使い方ができるのかを体験してみればすぐにわかります。

実践が最も効率的に学習できる

実際の体験をすれば、腑に落ちた理解を得られます。

しかしオプションのデモ口座はありません。

残念ながら、株やFXのようなデモトレードをしてみることが出来ません。

もし仮にデモ口座があったとしても、オプションを使った結果だけ画面上で処理されるから、どんな仕組みになっているか勉強しないと分からないです。

これは本番環境でも同じです。

ですのでオプションの仕組みを理解するのには結構時間がかかると思います。

そこで、私たちはどうにかしてオプションの体験を出来ないか・・・

そんなことを考えていて、ついにオプションを体験するキットを作りました。

超アナログですが、株券やコインの画像を印刷して目の前でお金の流れ、オプションの効果がどうなっているか体験できる講座です。

「見える化」です。

 

株やFXの利益が出る仕組みは簡単です。

安く買って高くなったら売る、または高く売って安く買い戻す

これなら誰でもわかる売買の原理原則ですよね。

メルカリなどで転売をする人はまさに「安く買って高くなったら売る」で利益を出しますよね。

その売買のやり取りは簡単にイメージが浮かぶと思います。

 

ですが、オプションの場合は違います。

オプションの機能が目に見えないので、イメージが浮かばないんです。

実践すれば、イメージが湧いてオプション取引のやり方が分かる。

でも「実践する」には環境がない。

そこで、当協会では有料になりますがそのオプションの機能を学べる、簡易キットを作成して動画販売しています。

キットと言っても自宅でもできるように、A4サイズの紙に株券やオプションのオーダーチケット、それに疑似コインを印刷しています。

今までなんとなくしか分からなかったオプションの動きを再現する講座です。

日本初のワークショップを取り入れたオプション講義、「米国株オプション入門講座」です。

「米国株オプション入門講座」とは

米国株オプション入門講座では、体系的にカリキュラムを組んでワークも体験してもらえるので、動画を復習すれば比較的すんなりと壁を乗り越えられるでしょう。

一回体系的に学べば、二回目以降はすでに全体像を把握した状態で視聴できるので、理解度が高まっているはずです。

また参加者さんにはメールサポートも付けていますので、分からない場合は遠慮なく質問いただける環境も整備しました。

質問の質によっては全部回答できるかわかりませんが、受講者さんの質問を閲覧することで

「そうそう!私もそう思っていたんだ」

という発見があるかと思いますので、受講者さん専用のQ&Aサイトも用意したので、別な方の質問を見て参考にすることも可能です。

セミナーは1回視聴したら終わり、ではなく、何度も繰り返し視聴したりワークすることで、その都度新しい発見があると思います。

セミナー講義は最低3回、ワークプログラムは最低2回くらい行えば、相当の自信がつくと思います。それだけの内容を盛り込んでいますので。

 

今回は入門講座なので、本に載っている戦略が主です。
プロテクティブプット
カバードコール
ターゲットバイイング
レバレッジドコール
カラー取引など。

戦略の優位性を取り出せる秘密のノウハウを教えます、のではなく、日本でなかなか無いオプションの学習として役立てていただきたくセミナーをしています。

秘密のノウハウ的なものをお求めの場合は他者が扱っている教材を検討いただいた方が良いかなと思います。

一回体系的に学べば、二回目以降はすでに全体像を把握した状態で視聴できるので、理解度が高まっているはずです。

 

今回は米国株オプションを体系的に解説したセミナーなので、参考までにどんな内容なのかを説明すると

この5つの戦略について、実際にコインや株券を動かし、バランスシート(損益計算書)を作成していただきます。

今回は動画版の提供なので、自宅でもワークを再現できるように、必要な書類をダウンロードしてまるでセミナールームでコインや株券を動かして参加者さんと一緒に動画で学ぶことができます。

パワーポイントのアニメーション機能を使ってデリバリーを再現したので、自宅でもばっちり再現できます。

第1部でオプションの概論を学んでもらえれば、この第2部の戦略はスムーズに身に付けることができます。

この1)から5)まではオーソドックスな戦略なので、米国株オプションに興味がある方はきっとこれらの戦略を勉強したことあるかもしれません。

でも、普通は画面の向こう側で取引されている株やオプションを、実際に目の前で再現します。

そうすると、株のデリバリーのためにオプションが存在している、つまり株オプションは株の売買のための契約に過ぎないんだ、ということを身をもって体験できます。

 

このような学習スタイルで学んでみませんか?

 

 

 

 

※当ブログは筆者の個人的な見解を示すものにすぎません。掲載しているデータの収集とその分析についても、筆者の個人的な視点に基づく分析であり、その有効性を保証するものではありません。解説においては、筆者の独自の視点で学習目的のために事例を簡略化している場合があるため、資料の中で紹介される事例は実際の相場とは異なる場合があります。取引事例についても、完全に再現しているものではなく、かつ、その有効性を担保するものではありません。また、本資料に含まれる記述や情報については十分精査しておりますが、その内容に関して筆者は一切責任を負いません。

※当ブログは過去の市場分析と戦略案を検討するものでありますが、取り上げている投資戦略についてはシミュレーション上のものであり、確実にそのような結果が出ることを示すものではありません。また、相場状況によっては損失が出ていた可能性も十分にあり得ます。当該シミュレーション結果が解説の中で説明した戦略の優位性や利益を保証するものではありません。よって、その内容を将来に当てはめて利益が出ることを保証するものではありません。投資手法の有効性などにつきましては、読者の皆様において十分に内容をご精査いただき、商品の特性、取引の仕組み、リスクの存在、手数料等を十分にご理解いただいたうえで、ご自身の投資判断と責任でお取引いただくようお願いします。

※株式取引(米国株式)、オプション取引(米国株オプション取引)においては、株式相場、為替相場の変動等によって損失が生じるおそれがあります。お取引に際しては、あらかじめお取引先の金融商品取引業者等より交付される契約締結前交付書面等を十分にお読みいただき、商品の性質、取引の仕組み、リスクの存在、手数料等を十分に御理解いただいたうえで、御自身の判断と責任でお取引いただきますようお願い申し上げます。
 

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