日経225オプションのカレンダースプレッドにデルタヘッジは必要か

オプション取引にはカレンダースプレッド戦略があります。

期近のオプションを売り、期先のオプションを買う戦略でリスクカーブはこのように損失限定ポジションに見えます。

下記の図は本日大引け後にコールのカレンダースプレッドを組んだ姿です。

この戦略はその場にとどまってくれた方が利益が増えるので、変動を嫌うタイプの戦略です。

もし仮に、SQまで10日というところでATMでカレンダースプレッドを組んだ時、相場が動き出したとして、デルタが0.1程度出たときヘッジでミニを売り買いすることはあるのでしょうか、という質問をいただきました。

例を出すと、現時点でC30500のカレンダースプレッドを組むと、合計のデルタが+0.066でした。

現時点でデルタを0に近づけるためミニを1枚売るというアイデアでしょう。

 

回答としては、カレンダースプレッドを組む目的が、損失限定である程度相場に翻弄されたくない意図であれば、デルタヘッジするのはあまり得策ではないかと思います。

ただ、ギリシャ文字を使ってリスクコントロールする際に、期近を売ってそのヘッジに期先を買って、期近の売りのリスク軽減にミニでデルタヘッジをするのであれば、それは適切なリスクコントロールと言えるでしょう。

つまりどんな目的でその戦略を組むかによるので、デルタを常にニュートラルにしたい人はデルタヘッジでミニを売買するし、SQ近くまで動かないことを願って放置したい人はデルタヘッジしません。

どちらが良いとか悪いではなく、相場に対するスタンスでどのようなリスクを取りたいか(取りたくないか)によって戦い方が変わるかと思います。

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