東京証券取引所の風物詩、新規上場したときに鳴らす鐘をテレビで見たことがありますか?
先日、東京証券取引所でカードゲーム参加して来ましたので、ついでに娘が東証一部に上場して鐘を鳴らしてきました。
・・・というのは冗談です。こんな感じで写真を撮れます。
本当に鐘を鳴らしているように見えますよね?
ちなみに、この鐘・・・2次元ポスターです。
なんと平面の鐘の写真で、立体ではありませんので、だから鐘も鳴りません。
フォトスポットとして東京証券取引所内にあり、本物を見ると
「こんな子供だましの写真で本物に見えるわけがない」
という感想しか出ないのですが、写真で撮影すると影が出て本物っぽく映るという不思議さ。
こんな体験を、東京証券取引所主催の経済教室に娘と行って体験してきたのでその様子をお伝えします。
東京証券取引所でカードゲームに参加
夏休みの企画で小学4年生の娘とカードゲームに参加してきました。
飛行機に乗る前の荷物チェックのようなゲートをくぐるので、結構物々しい感じです。立派。
今回のイベントは、「親子経済教室」です。
ちなみに、右上のふくろうが「シェア先生」
シェア=share=株式
ということからこの名前だそうです。
「なるほど!だからシェア先生か!」って思ったのは大人だけでしょう。
パンダが株をやり取り
ビデオ上映では、パンダが株券をやり取りてます。分かりやすい。
子供が主役
解説では、こんな難しい経済活動を3人の子供たちが手伝ってロールプレイしてました。
今度は社長役の子供も。
配当について説明。
司会「1万円の株を買って、300円の配当がもらえるって、どう思う?」
子供「少なーい!!」
子供は正直。
東京証券取引所内の見学
東証アローズ
こちらはテレビでおなじみの東証アローズの電光掲示板。
8段階で掲示板のスピードが変わるそうです。取引が多いと早くなるとのこと。
人はほとんどいなくて、下のほうに数人いる程度でした。
こんな感じでカメラが置いてあります。
モニターがずらり。
モニターを間近で見た様子。
なんと時価総額と並んで親子経済教室が歓迎されていました!
東証ETFの垂れ幕
「余裕を持って、余裕を増やす」
なかなか良い標語ですね(^^)v
上場の鐘
これが本物の上場の鐘。
株式投資無料体験ブース
こんな「株式投資の体験」ができるブースもありました。
今回のカードゲームは「エコノミカ」
今回のゲームは「エこノミカ」という三井DSアセットマネジメントが開発したカードゲームでした。
配布された取説の内容は、大人には難しい!
こんな資料が配布されましたが、子供たちは実演を見て見よう見まねで覚えていくようで、理解度が早いです。
大人がこの取説を真剣に読んでしまいますが、子供はカードの色をルールで覚えていってる感じでした。
文字いっぱいの説明で「預金」「日本株」「ドル」「ゴールド」の価値を上げる。
概要を聞いただけで「ひぇーーーー」ってなりそうなルール(笑)
文字ばかりで「子供は理解できるのかな?」って思いますが、子供の適応能力は侮れません。
言葉で理解するのではなく、ルールで理解しています。
いろんなイベントカードがあります。
価値が下がる系のイベントカード。
カードは
- ねずみ講
- ニート
- デート商法
などなど、結構笑えるカードが入ってます。
なべ底不況もあります。体験したくない。
リスクヘッジというカードも入っていて、有事の際に使う切り札です。
このマニュアルを渡されたら、大人は
「うぇっ・・・」
と抵抗しそうなものですが、
子供たちは【カードゲーム】というマジックワードに騙されて、全く抵抗なく遊んでます。
こんな感じのトレードゾーンです。
こんな感じでカードを並べて対戦です。
対戦の様子
最初は親子で対戦します。
そのあとに、隣の子供同士で戦って、勝ったら勝った人同士が対戦するという、スクランブル対戦方式。
感じたのは、総じて男の子は理解度が早いですね。
カードがどんな機能を持っているかをすぐ理解していました。
円安→日本株とドル資産が上がる
ではなく、
「円安」と書かれたカード→黄色と緑のカードの価値が上がる
という覚え方でした。
でも最初はそれで経済用語に親しんでくれればそれでいいですよね。
おみやげに「エコノミカ令和バージョン」をもらいました
なんと太っ腹!
おみやげに今回のゲームの最新版、エコノミカ令和バージョンを2人分もらいました!
家で遊べます。
令和バージョンは当日遊んだカードと異なり
- ファンドマネージャー
- NISA
- マイナス金利
- 還付金詐欺
など、最新の用語にアップデートされていました(笑)
うちの娘はこのカードゲームが気に入ったようで、一人でも遊んでいます。
「円安なので日本株とドルの価値が上がって・・・」と、大人でもびっくりの言葉が出てきます。
ちなみにこちらが「還付金詐欺」カード。
パンプキン詐欺。
まとめ
子供はゲームにすると理解度が早いです。
大人よりもさっさとゲームのルールを覚えます。特に男の子は理解度が早い気がしました。
色で覚えて、あとで意味づけすれば、経済用語もすぐ覚えられるということが分かりました。
令和バージョンでも「ねずみ講」カードがありましたら、使い勝手がよくわからないです。もはや令和時代にねずみ講は時代錯誤なのでしょうか。
あと、パンプキン詐欺は覚えやすいです。パンプキン。
オプション用語も、難解な専門用語がありますが、機能を覚えてからその用語を覚える流れで説明する、というのもありなのかなと感じました。
オプショントレード普及協会の学習コンテンツでオプションを学ぶこともぜひ検討してくださいね。