私たちが提供しているオプショントレード普及協会の有料コンテンツは、オプション取引の教育・学習プログラムです。
ゴルフに例えるならゴルフ練習場のレッスンプロのように、超一流選手のコーチとしてフォームを見て修正したり改善するような立場です。
普及協会が提供するコンテンツの価値は「分かりやすいこと」
オプショントレード普及協会が提供するコンテンツは、いわゆる成功者の体験記を公表して夢を与えるようなコンテンツではありません。
例えていうなら
・池上彰さん
や
・予備校の講師
のような、分かりにくい原理原則やルールを、かみ砕いて事例付きで分かりやすく伝えるということが当協会の価値です。
池上さんが戦争の話をしているのに実際に戦争に行ってなくても納得できますし、東大受験コースを担当する予備校の講師が東大卒じゃなくても成り立つのと同じです。
当協会のコンテンツに関しても、一般にわかりにくいジャンルと言われるオプションを、個人投資家目線で分かりやすくかみ砕いて解説しています。
その裏付けは理論的側面やロジックからおよそ妥当であると考えた内容で解説しています。
ですので、「過去の自分の取引でうまくいったから」この戦略が良いというアプローチではありません。
オプションは確率論の世界ですので、回数を重ねれば優位性が認められる戦略がある、という視点です。
オプション教育プログラムと巷の投資教材の違い
株式投資やFXの講師は「私が〇億稼いだロジック公開」的な売り方をされていることが多いです。
なぜそのような販売手法となるのか。それは、オプション取引と株式投資は難しさが違うからではないかと考えています。
株式投資は株が上がるか下がるか。この2択です。
この2択を予想するために、ファンダメンタル分析やテクニカル分析、世界情勢などを考慮しながら株価の方向を予想します。
あるいは配当狙いの長期投資であれば、テクニカル分析を行わずに上がるか下がるかも予想することなく配当再投資して資産を増やす方法もあります。
ですが、ほとんどの投資教材は、その人が過去に成功した手法を教えます、というものが多く、将来再現性があるかは誰にもわかりません。
本人にもわからないはずだ、と私は個人的に思っています。
分かれば苦労しませんし、その有名な方が数年で姿を消すはずがありません。
そのような過去のたまたまかもしれない事例や、投資家一個人の成功事例を裏付けとしてオプションを解説した場合には、相当難解なロジックとなり、
「講師だからできたんでしょ。私には無理」
というレッテルを張られて学習されないこともあるでしょう。
スキルアップのために勉強するのか、利益が出ればスキルアップは不要なのか
当協会の講師が解説したことが信用できるのか、採用していいのかを判断するのは最終的には投資家自身が判断することです。なぜなら利益を出せるかどうかは投資家自身しかいないです。
我々は夢を与えるのではなく知識や学習の場を提供しています。
個人投資家にスキルアップしてもらうためのテキストを発行しています。
当協会のスタンスは、盲目的に信用してもらいたくて教材を出しているのではなく、その内容を基に自身で取引したり、本当なのか検証してみるためのとっかかりとして使ってもらえれば良いと考えています。
投資の世界は、「過去に〇億稼いだ人が成功者」であり、どうやって稼いだかを聞くことがセミナーの価値であると考えられている傾向があり、それは否定できません。
しかしその世間の流れに惑わされずに、池上さんのような「分かりやすく」学べるコンテンツを提供しているつもりでおります。
その思いをご理解してくださる方が当協会のコンテンツを手に取っていただければよいなと感じています。
将棋の棋譜の公開との違い
将棋や囲碁では、過去の対局の棋譜が伝承されていることで、研究の材料となりそれが様々な進化を生み出しています。
同じように、履歴を綿密に検討していくと、いろいろなものが見えてくるので、将棋の棋士に棋譜を見せてください、とお願をされても、我々は棋譜を公開していないというだけのことです。
ゴルフで言えば、レッスンプロはトーナメントには出場しませんので、棋譜にあたるトーナメントのビデオ動画やスコア表はありません。
でも、受講者のスイングが改善するアドバイスができるのであれば、それで存在意義はあります。
日経225オプション日帰り合宿のスタンスは「レッスンプロ」
オプショントレード普及協会の教育コンテンツはレッスンプロによる講習です。
当協会の講義は、将棋であれば対極をテレビ越しに解説する解説者、あるいはNHKテキストの「将棋戦法一覧」みたいな位置づけであり、ゴルフで例えるなら超一流選手にもレクチャーするしゴルフのラウンドしたてのこれから頑張る人にもコーチをするようなレッスンプロです。
解説者やレッスンプロ自身に華やかな実績はいらず、分かりやすく解説すれば、選手のスイング改善により成績が上がれば成り立ちます。
また、将棋戦法一覧のテキストは、過去の棋譜を分析したりロジックを分析した結果、このような戦略に分別できるという紹介であり、これを使えばどれだけの効果があるかなんて解説してません。
どう生かすかは棋士次第。我々が提供する価値はここまでです。
オプションが難しいからこその当協会の立ち位置
オプションは難しいと言われます。
なので、その難しいジャンルをわかりやすく解説するのが我々で、それを例えて 池上さん と表現しました。
レッスンプロも、名選手は名コーチにあらずという格言の通り、ある程度の実績はあってもいいけど、それよりも誰を育てたかのほうが着目されますよ。
投資業界だと、
教える人=〇億稼いだ凄い人=この人だけが知っている戦略ノウハウ
となりがちですが、当協会は 教える・学習してもらう ところまでです。
オプションの原理原則を使えば、将棋の戦法のようにいろんな方法が考えられる。
相居飛車 相振り飛車 急戦矢倉・・・みたいな戦法を解説するのが当協会の役目。
それを使ってどう戦うかを研究していただくための素材を提供しているイメージです。
だから、そのうち当協会のノウハウを使って羽生さんや森内さんが生まれるでしょうし、そのような方に大いに解説してもらいたいと思っています。
株やFXに比べて、オプションは難しいと思われています。
オプション取引は、日本では「難しい」「プロ向けの市場」と思われています。
その理由は、書籍に本が並んでいないし、日本では口座開設するためには株式投資などの投資経験を1年以上積んでいることを口座開設の際に要求されることが多いためです。
ですが、オプション取引には、他の投資先にはないレバレッジがあります。
その効果を上手く利用すれば、このような利益を出すことも決して夢ではありません。
オプション買い戦略で一時的に数百倍の含み益を得たものの、買ったオプションを保有し続けて満期で自動決済した場合を示していますが、「ただし満期0円」は含み益が無くなった取引です。
このように利食いするタイミングも重要なのがオプション取引です。
このスキルを磨くのが教育です。
オプションは自動車の運転免許と同じ教育を受けて成長する
投資教育を受講して学習するのは、運転免許と同じです。
投資の世界には免許がありません。
誰でもすぐに参入することができます。
自動車運転の世界には免許があり、それを取り締まる警察官もいるので、自動車社会では秩序が保たれていて事故などが起きたら一大事でニュースにも取り上げられます。
ですが投資の世界では免許が無くて誰でも資金さえあればできます。
損をする人も多く出てしまいますがニュースになることはほとんどなく、「投資は自己責任」という文言が常識化している今の世間では、投資で失敗することは投資家自身が招いた災いであると考えられているからです。
なぜ免許がない人が損を出してしまうのかと言えば、金融リテラシーの教育が足りていないからでしょう。
解決策は免許を取得して安全運転をすること
ではオプション取引で利益を出すためにはどうしたらいいでしょうか。それが教育です。
オプション教育をしっかりと受けることができれば、オプション取引の安易な売り戦略は危険だということが分かります。
投資のリターンは利益額×確率なので、勝ちやすいオプション売り戦略は利益額が小さいのです。
売り戦略と反対の買い戦略は、利益額が大きい代わりに出現確率がものすごく小さい場合があります。
冒頭のリーマンショックの数千倍のリターンは、確率がものすごく小さいので実際に利益が出た人がいるかどうかわかりません。
それに前述したようにオプション取引は期限があるために、含み益は一瞬で解消されることもあります。
このように勝つ金額とその確率を掛けると、負ける金額とその確率を掛けた数値はイコールになります。
勝ち金額×確率=負け金額×確率
これは「期待値」と呼ばれて、勝つ期待値と負ける期待値は等しくなるのが投資の常です。
「優位性」と呼ばれる現象はこの勝つ期待値と負ける期待値に差が出るために、一方の戦略を繰り返していけば大数の法則でいずれ資金が残る状態を指していますが、なかなか「優位性」は見つかるものではありません。
安易な売りポジションが危険な理由
安易な売りポジションを取っていると、毎月コツコツ勝てるので「オプションはカンタンだ」と思えるかもしれませんが、年に1回の暴騰・暴落で負けてしまいます。
この負ける金額が、先ほど図で説明したようなオプション買い戦略の利益の反対です。
オプション売り戦略を常に仕掛けていると、たまにしか起きない買い戦略の爆発力を反対に食らって、相当の金額を失うことになります。
100倍のリターンがあるということは、反対のポジションを取っていれば100倍の金額を失う可能性があるということを意味しています。
これは先ほども述べたように、「期待値」がイコールだからです。
オプション取引は追証制度なので自動ロスカットが無い
特にオプション取引の場合は、FXなどと違って自動ロスカット制度はなく、証拠金取引のために追加で証拠金を要求され、資金がマイナスになってしまって借金を背負った状態になることに起因しています。
株式投資では投下した金額以上は失わない安心感があります。
また、FXでは自動ロスカットが搭載されているために無限大の損失は被りにくいと考えられています。(厳密にはFXも自動ロスカットが入らないことがあるためには損失は限定されていません)
ところが先物オプション取引については自動ロスカットではなく手動でロスカットをするしか防衛手段がないので、知識がないといつの間にかマイナスが額が膨らんでしまいます。
特にオプション買いをしている場合は株式投資と同じで、自己資金以上は失わないので心配はいりませんが、オプション売りをしている場合には自己資金以上のマイナスを抱える危険性がありますので注意が必要です。
実際のところ、オプション買い戦略をして破産する人はほとんど聞いたことがありません。
オプション取引で破産する人は、普段オプション売りのポジションでコツコツと毎月のお小遣いを稼いでいて、味を占めて利益額を増やそうとしているときに相場の急変が襲ってきて自己資金以上の損失を被ることがほとんどです。
このようにならないために、しっかりとオプション売りの危険性や使い方を身に付けていく必要があるため、教育が必要なのです。
オプショントレード普及協会が目指す姿
オプション取引を扱っている教育機関は少ないです。
世の中には「投資大全」とうたっておきながらオプション取引を扱っていない教材もあるので注意が必要です。
オプションは株式投資と密接なかかわりがあるため、オプション抜きで株式投資を語ることはできません。
特に大口の手口と呼ばれる欧米の金融機関の手口情報も、先物の手口情報だけでは相手の本当の手口を見れるとは限りません。
それはオプションでヘッジをしている、あるいはオプションのヘッジのために先物を使っている可能性が高いからです。
このような仕組みを知るには、無料の情報では得られることができないので、有料で学ぶ必要があります。
当オプショントレード普及協会では、有料でオプション取引の学習プログラムを販売し教育を実施しています。
狙いは、オプション取引を通じて、受講者さんに金融リテラシーの向上を図ってもらいたいと願っているからです。
金融リテラシーが向上すれば、前述した期待値がイーブンになっている世界であることが分かります。
そうすれば安易なオプション売りによって泣く泣く相場から退場させられることを防ぐことができます。
私たちは、多くの日本人に金融リテラシーが向上して、さらに日本のオプション取引の流動性を高めるために啓蒙を続けています。
それがレッスンプロの我々の使命だと考えてます。
まとめ
日本では投資教育が必要であり、その中でも特にオプション取引は教育を受けて学習することが有効です。
期待値がイコールであれば、オプション取引を学んで安易な売りポジションを取らずに済みます。
さらにはオプション売りが怖いものだとしっかりと頭の中にインストールすることができて過大なリスクを取らないようになるでしょう。
そう感じることができれば金融リテラシーが向上した証拠であり、その金融リテラシーを高めるためにオプショントレード普及協会では投資教育を行っています。
私たちは日本人の金融リテラシー向上のためにレッスンプロでありたいと考えています。
ここまでお読みいただきオプション取引に興味が湧いた方は、オプション取引の学習に役立つ、5つの取引条件を満たすオプション戦略をお読みください。