【日経225オプション】1月15日ネガティブガンマのデルタヘッジの検証スタート

投稿者名:守屋 史章  金森 雅人

日経225オプションで、売り戦略を取ってみたいと思う方は多いでしょう。

特にショートストラドルやショートストラングルは相場が動かなければ安定して利益が出るため人気がありますが、オプション売りはリスクが高いので、いわゆるダイナミックデルタヘッジしてデルタのリスクを下げる必要があります。

実際の相場で見れば肌感が掴めるのですが、実弾でいきなり実行するのは危険なので、このブログではシミュレーションとして毎日デルタヘッジをしていく様子を解説する企画を始めます。

今後はIV低下を狙うネガティブガンマのデルタヘッジポジションを実際に検証し、ルールに従ってデルタヘッジをすることで実際の相場でどのように損益が出るかを確認していきます。

この検証によりオプションに少しでも馴染んでいただければ幸いです。

デルタヘッジポジションの推移

【2024年1月15日(月)】

24-2C36000@780×1枚ショートして日経225mini@36020×5枚をロングするネガティブガンマのショートストラドルの形を組成しました。

1月15日にエントリーした理由は、相場は急騰して日経平均株価が36,000円を超え、株価上昇とともに、オプションの値段を評価できるインプライドボラティリティ(IV)が20ポイントを超えてきたためです。

 

 

<参考>デルタヘッジの流れ

ネガティブガンマのデルタヘッジの全体の流れと日々の建玉操作についてはこちらの動画を参考にしてください。

 
 

グリークスやネガティブガンマのロジックを詳しく学ぶには

ネガティブガンマのデルタヘッジはしっかりとしたギリシャ文字の理解が必要で、ボラティリティトレードとして体系的に知識を身に付けないと危険が伴います。

そこで、当協会ではオンラインで学べるカリキュラムとして、有料の「日経225オプション投資家養成塾」をリリースしています。

グリークスの詳細な解説や、ポジティブガンマのデルタヘッジ&ネガティブガンマのデルタヘッジで利益が出るメカニズム、そして今回の企画で取り上げているダイナミックデルタヘッジについても詳しく学ぶことができます。

「日経2225オプション投資家養成塾」の詳細はこちらをクリックしてご確認ください。

https://mf-aa.co.jp/225option-youseijuku

 

(参考)

ポジティブガンマのデルタヘッジについては北浜投資塾の動画が参考になります。

https://www.jpx.co.jp/ose-toshijuku/seminar/movie/KtiahamaSeminar04.html

 

動画で利用しているツール(Prize)について

仕様の詳細と申し込みはこちらです。

https://www.prize-camp.com/

 

 

 

 

※当ブログは筆者の個人的な見解を示すものにすぎません。掲載しているデータの収集とその分析についても、筆者の個人的な視点に基づく分析であり、その有効性を保証するものではありません。解説においては、筆者の独自の視点で学習目的のために事例を簡略化している場合があるため、資料の中で紹介される事例は実際の相場とは異なる場合があります。取引事例についても、完全に再現しているものではなく、かつ、その有効性を担保するものではありません。また、本資料に含まれる記述や情報については十分精査しておりますが、その内容に関して筆者は一切責任を負いません。

※当ブログは過去の市場分析と戦略案を検討するものでありますが、取り上げている投資戦略についてはシミュレーション上のものであり、確実にそのような結果が出ることを示すものではありません。また、相場状況によっては損失が出ていた可能性も十分にあり得ます。当該シミュレーション結果が解説の中で説明した戦略の優位性や利益を保証するものではありません。よって、その内容を将来に当てはめて利益が出ることを保証するものではありません。投資手法の有効性などにつきましては、読者の皆様において十分に内容をご精査いただき、商品の特性、取引の仕組み、リスクの存在、手数料等を十分にご理解いただいたうえで、ご自身の投資判断と責任でお取引いただくようお願いします。

※株式取引(米国株式)、オプション取引(米国株オプション取引)においては、株式相場、為替相場の変動等によって損失が生じるおそれがあります。お取引に際しては、あらかじめお取引先の金融商品取引業者等より交付される契約締結前交付書面等を十分にお読みいただき、商品の性質、取引の仕組み、リスクの存在、手数料等を十分に御理解いただいたうえで、御自身の判断と責任でお取引いただきますようお願い申し上げます。
守屋 史章(もりや ふみあき)株式会社M&F ASSET ARCHITECT 代表取締役
【著者情報】
守屋 史章(もりや ふみあき)
株式会社M&F Asset Architect 代表取締役
オプショントレード普及協会 主宰
宮崎県出身。
慶應義塾大学法学部法律学科卒、同法学研究科修士課程修了

個人投資家として企業数社に投資し、ビジネスオーナーを務める傍ら、証券などへの投資をも手掛ける。投資におけるオプション取引を普及させることを目的に、金森雅人氏と共同でオプショントレード普及協会を設立。短期トレーディングから長期運用まで幅広い投資ニーズをかなえる資産運用を研究している。
「オプションについて話せる仲間が見つからない」という孤独になりがちな投資の研究と意見交換を行える会員制のメンバーシップを中心に、個人投資家目線だからこその目からウロコの独創的アイデアと分かりやすい解説で、「わかる」「できる」をサポート。
資産運用を始めたい方へのバックアップや資産運用教育セミナー等を定期的に開催し、手厚いサポートと実直さで幅広い層から支持を得ている。
JPX(日本取引所グループ)主催のセミナー講師として登壇多数。日本におけるオプション取引の草分け的存在。
 

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