VIXの様子を視覚的にわかりやすくした独自のVIX指数タームストラクチャースクイーズチャートや、VIX/VIX3Mレシオ、VVIX/VIXレシオ、MOVE指数、米国債金利等を用いて2025年3月18日(火)の米国市場の様子を分析しています。
日本時間3月19日(水)6:30時点のデータです。(各画像はクリックすると拡大します)
VIX分析の各指標の見方と判断方法はこの記事の一番下の動画で解説しています。
米国株式市場概況(NYダウ、S&P500、ナスダック総合指数)
昨日はNYダウ、S&P500、NASDAQとも下落しました。
NYダウ
S&P500
NASDAQ総合指数
VIX指数とVIX先物の関係
独自に作成したVIXタームストラクチャーを時系列に整理したグラフ
青が最新日を示しています。
株価が下落しVIXが反応しています。VIX1DはFOMCに備えたヘッジニーズの高まりと考えられます。
VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート
独自に作成したVIX指数タームストラクチャーのスクイーズチャートです。
広がりつつあったチャートが再度スクイーズ状態に変わり始めました。
指数と先物の位置関係を示すグラフ
指数はVIX9Dは高いものの、期先が高いコンタンゴの姿をしており安定に向かっていると言えます。
VIX先物とVIX指数の位置関係、および第1第2限月の幅
青が本日のVIX先物、黒が前日のVIX先物の値です。
限月交代をしたため前日終値をスライドさせて比較する必要があります。
全体的に上昇しましたが、期近の反応は薄く波乱で身構えているわけではなさそうです。
VIX/VIX3Mレシオ
VIX/VIX3Mレシオのグラフです。
0.99と波乱の目途の1.0に再び迫ってきました。
VVIX/VIXレシオ
VIXオプションから算出されるVVIXとS&P500オプションから算出されるVIXの比率を計算したVVIX/VIXレシオです。
VVIX、VIXともに上昇し、VVIX/VIXレシオは下落しました。
ただしVVIX、VIXともに移動平均線は下向いているため、トレンドとしては下落方向になると考えられます。
SKEW指数
SKEWとVIXの関係を示したSKEW/VIXレシオです。
VIXは上昇しSKEWも上昇する、バランスの悪い状態です。
SKEW/VIXレシオは移動平均を超えて推移しています。
債券のボラティリティを示すMOVE指数
独自に作成した米国債イールドカーブ
時系列に整理しました。青が最新日です。
SPYのオーダーフロー
SPYのオーダーフローです。
-10万枚を超える株式の売り圧力がオプション側にありました。
プット売りとコール売りが優勢でした。平常期の形と言えます。
デルタボリュームのチャートは昨日のSPYの株価をトレースするような形であり、0DTEが中心のトレーディングだと考えられます。
まとめ
株価の下落によりVIXが反応しました。VIX系各指標から分析するとまだ雨は継続と考えれます。
【参考動画】
VIX分析の各指標の見方と判断方法の解説(2024年11月27日収録分)
VIX分析の補完【VIXタームストラクチャーとVVIX】