日経225オプションで、売り戦略を取ってみたいと思う方は多く、特にショートストラドルやショートストラングルは相場が動かなければ安定して利益が出るため人気があります。
ただしオプション売りはリスクが高く、いわゆるダイナミックデルタヘッジを行いデルタのリスクを下げる必要があります。
実際の相場で見れば肌感が掴めるのですが、実弾でいきなり実行するのは危険なため、このブログではシミュレーションとしてデルタヘッジのオペレーション結果を解説します。
ルールに従ってデルタヘッジを淡々と行うとどのように損益が出るかを確認する過程で、オプション取引のスキルアップを図ってください。
デルタヘッジポジションの推移
このデルタヘッジの全体的な流れについてはこちらの動画を参照してください。
【本日の相場状況と建玉操作】
7/25にアットザマネーのインプライドボラティリティが20ポイントを超えたため、コールとプットを1枚ずつ売るショートストラドルでエントリーしました。
日付 | 建玉操作 |
含み損益 |
7/25(木) |
C37750@710×1枚売り(IV23.81%) プットとコールを売るショートストラドルでエントリー開始 |
±0(エントリー) |
※金額は含み損益で実現損益ではありません。大引けの先物・オプション価格から算出した理論値です。
※あくまで計算上のものであり、このような結果になることを保証するものではありません。
※手数料や税金については考慮していません。
※データはシミュレーションであり実際の結果ではありません。
※今回のデルタヘッジの検証は、手法の優位性を示すものではなくオプションの面白さを伝える一企画であることをご理解ください。
【ブログ更新の連絡】
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<参考>デルタヘッジの流れ
ネガティブガンマのデルタヘッジの全体の流れと日々の建玉操作についてはこちらの動画を参考にしてください。
グリークスやネガティブガンマのロジックを詳しく学ぶには
ネガティブガンマのデルタヘッジはしっかりとしたギリシャ文字の理解が必要で、ボラティリティトレードとして体系的に知識を身に付けないと危険が伴います。
そこで、当協会ではオンラインで学べるカリキュラムとして、有料の「日経225オプション投資家養成塾」をリリースしています。
グリークスの詳細な解説や、ポジティブガンマのデルタヘッジ&ネガティブガンマのデルタヘッジで利益が出るメカニズム、そして今回の企画で取り上げているダイナミックデルタヘッジについても詳しく学ぶことができます。
「日経2225オプション投資家養成塾」の詳細はこちらをクリックしてご確認ください。
https://mf-aa.co.jp/225option-youseijuku
(参考)
ポジティブガンマのデルタヘッジについては北浜投資塾の動画が参考になります。
https://www.jpx.co.jp/ose-toshijuku/seminar/movie/KtiahamaSeminar04.html
動画で利用しているツール(Prize)について
詳細はこちら。
https://www.prize-camp.com/