【ABNアムロクリアリング証券】
●取引状況
(出来高を新規建玉とみなして積み上げています)
●データ
残玉一覧_ABNクリアリン証券_0403
●ポジション残高
コールサイドが買われてアウトオブザマネーのコールとプットが売られており、さらに外側のプット買いと大外に売りがあります。
●リスクカーブ
コールが買われてプットが売られ、いわゆるスキュー売りの形となっています。
強い上昇志向となっていると思われます。
【ゴールドマンサックス】
●取引状況
(出来高を新規建玉とみなして積み上げています)
●データ
残玉一覧_ゴールドマン証券_0403
●ポジション残高
ゴールドマンサックスは圧倒的に売りです。
●リスクカーブ
考察
ゴールドマンサックス的には相場が動けばヘッジの買いが入るのでさらに相場変動に勢いが付きます。
ただしアムロはオプション的にはポジティブんガマのデルタヘッジなので、上昇すれば先物を売りますので上昇を止める方向となり、ゴールドマンサックスと反対のポジションです。
規模的にはアムロのほうが大きいので、アムロがヘッジをして相場の勢いを止めればゴールドマンサックスにとってありがたいと考えられます。
しかしアムロがデルタを調整せずにガンマの効果で利益を伸ばそうとした場合にはゴールドマンサックスの順張りヘッジをするのでさらに加速する可能性があります。
注意点
Prizeの建玉は1/100にしています。
デルタヘッジをしたことにしてリスクカーブを描画しています。
先物の枚数については綺麗に0になるよう調整していますが、この通りデルタヘッジをしているかは不明です。
期先のオプションの建玉はわかりません。
開示されていない建玉がどのようになっているか分かりません。
ATMに近い所、開示されている建玉情報でのみ分析している点をあらかじめご了承ください。