VIXの様子を視覚的にわかりやすくした独自のVIX指数タームストラクチャースクイーズチャートや、VIX/VIX3Mレシオ、VVIX/VIXレシオ、MOVE指数、米国債金利等を用いて2024年10月23日(水)の米国市場の様子を分析しています。(各画像はクリックすると拡大します)
米国株式市場概況(NYダウ、S&P500、ナスダック総合指数)
昨日はNYダウ、S&P500、NASDAQとも下落しました。
NYダウ
S&P500
NASDAQ総合指数
VIX指数とVIX先物の関係
独自に作成したVIXタームストラクチャーを時系列に整理したグラフ
青が最新日を示しています。
昨日の株価は下落しVIX1D、VIX9Dが特に反応しました。
VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート
独自に作成したVIX指数タームストラクチャーのスクイーズチャートです。
VIX9Dを含めて全体的に幅が狭まりました。
指数と先物の位置関係を示すグラフ
指数は期先が高いコンタンゴの姿ですがVIX30Dが高止まりしています。
先物はフラット化しており、先物ディスカウントを継続しています。
VIX先物とVIX指数の位置関係、および第1第2限月の幅
青が本日のVIX先物、黒が前日のVIX先物の値です。
先物が全体的に上昇しました。指数が先物第1限月より高くなっており警戒が必要です。
VIX/VIX3Mレシオ
VIX/VIX3Mレシオのグラフです。
0.96と基準の0.9を上回っている状態が続いており、警戒の目安である1.0に向けて徐々に数値が上がっています。
VVIX/VIXレシオ
VIXオプションから算出されるVVIXとS&P500オプションから算出されるVIXの比率を計算したVVIX/VIXレシオです。
VVIX、VIXとも上昇しました。
まだ移動平均が下向きではありますがVVIX/VIXレシオが横ばいであり、VVIXやVIXが上昇し始めると株価下落に警戒が必要です。
SKEW指数
SKEWとVIXの関係を示したSKEW/VIXレシオです。
VIXは上昇しSKEWは横ばいであり、若干バランスが悪い状態です。
SKEW/VIXレシオは移動平均を下回り始めたため警戒が必要です。
債券のボラティリティを示すMOVE指数
独自に作成した米国債イールドカーブ
時系列に整理しました。青が最新日です。
SPYのオーダーフロー
SPYのオーダーフローです。
-120万枚を超える株式の売り圧力がオプション側にありました。
デルタボリュームのチャートは昨日のSPYの株価をトレースするような形であり、0DTEが中心のトレーディングだと考えられます。
下落時のコール買いについてはコール売りの利益確定の買戻しや、575ドル付近でとどまって反転した際に押し込んで売っていたコールの買戻しが発生したと考えられます。
まとめ
VIXスクイーズチャートが狭まり、VIX指数が上昇してVVIX/VIXレシオやSKEW/VIXレシオが警戒サインが出始めました。