ミニオプションのヘッジの大きさについてのQ&A
メルマガ購読者の方から質問をいただきました。
メルマガ読者
いつも大変興味深く拝見しております、ありがとうございます。
本日は株式のヘッジに関してのお話し、ミニやマイクロですと証拠金をベースに考えますと実利(損)も10分の1あるいは100分の1になるため桁が違っていて株式のヘッジにはならないのではないでしょうか。
という質問をいただきました。
確かに証拠金ベースや実利で考えても、ミニオプションは通常のオプションの10分の1になります。
恐らく質問者の方が思われているのは、今のオプション(ラージオプション)では感覚的に100万円くらいのヘッジ規模だから10分の1にすると10万円規模のヘッジしか出来ないのではないか、と考えておられるのではないでしょうか。
実はこれまでのオプション(ラージタイプ)では1000倍なので、日経平均株価が32,000円だとすると、その1000倍の32,000,000円のサイズを扱っていることになります。
個人の株式投資家では数百万円の資金で運用されている方が多いと思いますが、従来のオプションでヘッジしようとしてサイズを合わせようとすると1枚で32,000,000円のヘッジをしていることになり、ヘッジが過剰でした。
それが、今回ミニオプションが登場したことで、数百万の資金の個人投資家でも最適なボリュームでヘッジができるようになりました。
動画でも解説しています。