Q&A

Q1.
特にアイアンカバコはLEAPSの特徴をうまく利用した凄い手法だと感心させられました。
この手法は、できればより税務リスクの少なさそうなサクソバンク証券で取引したいと考えておりますが、サクソバンク証券では最長で609日のLEAPSしか取引できないと伺いました。
A1.
サクソバンク証券は最長で609日というわけではなく2年超の銘柄は取り次がない方針とのことです。
また、2年内のものでも銘柄によっては取り扱わないようです。よって、IB証券での取引も視野にいれておくと広がりますね。
サクソバンクでも、毎年1月に、2年ものロング-1年ものショートへの乗り換えはギリギリできる可能性があります。
ギリギリ期先が2年を超えるために同時にロールできない場合は
①満期の来たショートの方だけまずはロールしておき、数日後2年内になって取り次ぎが開始されたところでロングの方を約2年先にロールする
②どちらも一旦閉じて、約2年先のロングの取り次ぎが開始になるのを待って新規にたてる(ロール完了)
のいずれかになるかと存じます。
なお、LEAPSの銘柄の上場の仕組み上、2)の方法はとれないと思います。
例えばKOでは2021年1月15日(第3金曜日)の時点で上場しているLEAPSは翌年1月もの(2022/1/21)と翌々年(2023/1/20)だけです。
Q2.
テキスト P.8-2 のKOの事例ではアイアンカバコをセットした2020/5/22の株価は45.04であり、2021/1/15のロール時は48.65と株価が上がっている事例でした。
もし、このロール時点で株価が仮に30に下がった場合、ロールする1年先のコールの期先売りの価格はその時点のデルタ0.5のものではなく、最初にセットした時点である2020/5/22の株価の45という理解でよろしいでしょうか(仮に現物で保有していた場合、含み損状態であるため)。
A2.
原則としてそのご理解で合っています。
ただ、このあたりは色々考えがあってもいいかもしれません。
大きく下げたのが、ファンダメンタルではなく市場のクラッシュの場合は戻りも早いだろうと考えるならば、売っても最初のATM(C45)でしょうし、一方で、戻るかどうかはわからないのだし、強く戻る可能性が高いならば、そのときのATM(C30)がそのことを織り込んでいるはずだと考えるならば、常にATMを売るのがよいという考えも成り立ちます。
Q3.
動画を再度拝見し、「1年後のロール時に株価が下がっていた場合は、半年ぐらい株価が戻るかどうか様子見するのもあり」とのことですが、この場合、期先のロールのみならず期近を売るのも様子見するという意味でしょうか?
(期近をATMで売ってしまうと、その後、様子を見て株価が戻っても期近の売りの損失と相殺されてしまい株価が戻った意味がなくなってしまうため)。
A3.
現在大きく下げて1年後期近の売り玉が満期消滅した時点とします。当初のATMがあまりにも遠く、売っても仕方がないような価格なのであれば、
現在のATMは売りません。

理由は、株価がせっかく戻っても売りコールのせいで上昇分が相殺されるからということよりも(もちろんこの理由も考えられますが、①でも現在のATMを売るという議論は成り立ちますので上がったらせっかくの上昇益を取り損ねるじゃないか、というのは上昇ありきの議論ということになります)、デルタが合わないからという理由です。
株の代用ですから、デルタは0.9以上ほしいところです。だいぶ下げて期先はATM付近にあるならば0.9を維持できていません。
Q4.
アイアンカバコ(8-1〜)について
売りと買いを同時に両方保有するということは、仕掛けるタイミングは関係ないという
認識でよろしいでしょうか?
A4.
トレーディングではありませんので、基本的にタイミングを計る必要はないと思います。
ただ、ロールのタイミングとしては株の代用のロングは2年、手前売りは1年ものにするアイアンカバコでは、ロールのタイミングはおおむね1月になります。
SAXOの場合は2年以内の銘柄しか取り扱いがないため(2年超の銘柄も選択できますが発注はできません)、ロールのタイミングはほぼ1月になります。
Q5.
プットクレジットスプレッド、配当キャプチャー戦略の銘柄選びについて
配当人気株、決算前に上昇しやすい銘柄、リカバリー期間の短い銘柄
それぞれ、どのように調べ、判断したら良いでしょうか?
*マーケットカメレオンの有料サイト以外であったら知りたいです
A5.
あくまでもそこから先は、ご自身で探せる方向けにロジックだけを解説するセミナーであるというところをご了承ください。
もちろん、配当株は、セミナーでも扱いましたエクセルを無料でダウンロードできますのでこれをソートをかけて絞り込むことが可能です。
上記で絞り込み、銘柄のあたりをつけて、tradingview など配当(D)や決算(E)の表記を出して、地道に検証する必要があります。
なお、dividend.comの有料情報では配当落ちのリカバリー期間の短い株をピックアップしてくれています。
また、marketchameleonでは決算前の動きや、イベント前の動き、様々なスプレッドのうち勝率の高い銘柄やそのタイミング分析がありますので、ブルタイプで検索すれば色々出てきます。このあたりを組み合わせて分析します。
Q6.アイアンカバコのリスクはどのようなケースに発生しますか?
そのリスクのインパクトはどの程度ですか?

A6.

当然ながら原資産の下落で損が出ます。
原資産が大きく上昇した場合、その上昇益はコール売りプレミアムに限定されます。
これは普通のカバコと同じです。

ただし、
①普通のカバコよりもリスク(ブレ)は低いと言えると考えます。
=株を保有している場合と比較し「下落リスク」は低い(アイアンカバコのLEAPSコールロングは、株ロングをプット買いでヘッジしている状態と同じです) =⊿≒0.9でスタートするも上昇の過程でどんどん⊿≒1に近づいていくことから上昇した場合のコール売りのリスクは普通のカバコと同じと考えます(コール売り自体の上昇リスクは無いということ)。

②普通のカバコ(=株100+コール売り1枚)と同じ規模、すなわちアイアンカバコ1セットであれば、普通のカバコよりも相当程度リスクは低減されています。
=下にプットの買いがあると株は⊿≒1で下落していきますが、株の代用であるLEAPSコールは下落の過程で⊿がどんどん小さくなっていきます

③普通のカバコに必要な資金を全部使ってアイアンカバコを数セット持つレバレッジ型であれば、上昇はほぼレバレッジ倍率に近いリターンになるのに対し、下落の場合は、そのレバレッジ倍率よりは小さくなります。

Q7.
A7.

 

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